長野県議会 2022-12-12 令和 4年11月定例会環境文教委員会−12月12日-01号
世界の資料によりますと、スタンダードの性教育というのは、ユネスコの国際セクシュアリティ教育ガイダンスというものらしいんです。これにおいて日本の性教育については大変遅れていて、さっきも言ったように先進国で一番びりだということです。
世界の資料によりますと、スタンダードの性教育というのは、ユネスコの国際セクシュアリティ教育ガイダンスというものらしいんです。これにおいて日本の性教育については大変遅れていて、さっきも言ったように先進国で一番びりだということです。
ユネスコは、各国の研究成果を踏まえ、WHO、国連合同エイズ計画、国連人口基金、ユニセフと共同して、性行為のリスクだけでなく、互いに尊重し合い、平等な人間関係を築いていくというポジティブな考え方で、包括的な性教育を推進するために、国際セクシュアリティ教育ガイダンスを発表しています。
包括的性教育の進め方を記したユネスコの国際セクシュアリティ教育ガイダンスは、性教育の国際的な指針になっていて、欧米だけでなく、韓国、中国、台湾といった東アジアでも包括的性教育に向けた基盤をつくりつつあります。 ジェンダー平等や性の多様性を含めた包括的性教育が必要かというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎平田郁美 教育長 お答えいたします。
それに対して海外の多くの国では、2009年、ユネスコが発表した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」に沿って、より早い年齢からしっかりとした包括的な性教育が行われているところです。
日本では、欧米や韓国、台湾などのアジア諸国に比べ、性教育の授業数が少ない上、多くの国で行われているユネスコの「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」に沿った性教育が行われていません。生殖器官や妊娠についての知識の教育だけでなく、性交、避妊、ジェンダー、人権、多様性、人間関係、性暴力の防止などを含めた包括的性教育が必要だと考えます。
ユネスコの国際セクシュアリティー教育ガイダンスに示される包括的性教育を本県としても取り入れ、犯罪防止だけにとどまらない、性に関する指導を進めるべきだと考えますが、教育長の見解を伺います。
包括的性教育に関しましては、ユネスコが中心となって作成した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では、性に関する知識やスキルを学ぶだけではなく、ジェンダー平等や性の多様性、性暴力の未然防止を含む人権尊重などを基盤とした性教育であるとされておりまして、県教育委員会としても同様に認識をいたしております。
これまで国内において、性教育の在り方について様々な議論がなされてきましたが、既に世界では、二〇〇九年にユネスコが中心となり、各国の研究成果を踏まえた性教育の指針、国際セクシュアリティー教育ガイダンスを国際的なスタンダードとして提示しています。そこでは、性について適切な情報を提供し、考えたり議論したりする機会をつくることにより、性行動は促進されるのではなく、むしろ慎重化すると報告されています。
早期に国際セクシュアリティ教育ガイダンスを基に包括的な性教育を県で取り組んでいただきたいと要望いたします。 最後に、世界中の安全・安心な暮らしを願って質問を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(菊地恵一君) 以上をもって、質疑、質問を終結いたします。 お諮りいたします。
日本より性教育が進み、若過ぎる妊娠を減らす成果を挙げている海外での性教育については、その指導の指針となっているのが国際セクシュアリティ教育ガイダンスです。 この国際セクシュアリティ教育ガイダンス──以降、ガイダンスと言いますが──は、一九九〇年代後半から人権をめぐる国際的動向を受けて包括的な性教育が提案され、二〇〇九年にユネスコが中心となって開発したものです。
生理、妊娠、出産、避妊、性暴力、性的搾取等に関わる幅広い施策の充実とともに、誰もが性に関する自己決定と性的同意に関する意識と行動を育むためには、ユネスコによる国際セクシュアリティ教育ガイダンスにのっとった包括的な教育が不可欠です。
国際セクシュアリティ教育ガイダンスを基に、徳島県独自の包括的セクシュアリティ教育マニュアルを作成していただき、教職員や自治体職員の研修に使用していただきますよう、これも要望しておきます。 全体のまとめといたしまして、今回、質問をいろいろと考えながら、なぜ日本の女性の地位が止まってしまっているのか、いろいろ考えました。
「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では,性に関わる幅広いテーマにおける5歳~18歳の若者へ年齢に応じた学習目標が定められており,全ての子供に性の学習機会が保障されるためには,学校の役割が極めて重要とされています。 知事は,教育再生を掲げられており,3期目の県政でその手腕をさらに発揮されることと期待しております。
ユネスコが、国連合同エイズ計画、国連人口基金、ユニセフ、WHOとの共同で二〇一八年に発行した国際セクシュアリティー教育ガイダンスでは、質が高く、年齢と発達に応じたセクシュアリティーと人間関係に関する教育が欠如していると、子供や若者が有害な性的行動や性的搾取に対して脆弱なままに置かれる可能性があると指摘されています。
この考え方は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が示した包括的性教育の国際ガイダンス国際セクシュアリティ教育ガイダンスによるものです。ユネスコは、最新の科学的エビデンスに基づき、性教育を人権とジェンダーの平等という枠組みの中に位置づけており、二〇〇九年以降、世界各地で得られた様々な教訓を踏まえ、二〇一八年にこの内容を改定しました。
性教育の充実というところで質問ですけれども,ユネスコが発表した国際セクシュアリティー教育ガイダンスというものがあります。そこでは年齢に応じた性教育,性に対する正しい科学的な知識,またスキルを身につけることで,性行動を始める年齢は遅くなる,かえってしっかり学んだ人は慎重になるということが,国際的な取り組みの研究からも出ております。